「CADtools 7J」 と 「Illustrator CS6」 の互換性に関して

CADtools 7Jは、Illustrator CS6では動作いたしません。開発元であるHot Door社は、Illustrator CS6で動作する、新しいCADtoolsを開発中です。発売日等、スケジュールが決まり次第、お知らせいたしますので、今しばらくお待ち下さい。

Tips & Support

今回は、パネルの解説を一旦お休みして、CADtoolsの使い方のヒントを１つご紹介いたします。

CADtoolsは、選択したオブジェクトの面積を「CADトラッカー」パネルに表示できますが、「CADラベル」ツールを使用すれば、オブジェクトの面積を表記することができます。

まず、「CADラベル」パネルの「ラベル形式：」ドロップダウン（プルダウン）メニューから形状情報を選択し、「面積」チェックボックスをチェックします（長さ/周囲長、幅、高さ、座標も表記可能）。これで準備は完了です。

この状態で、「CADラベル」ツールでオブジェクトを選択し、クリック＆ドラッグでラベルを作成すると、ラベルには選択したオブジェクトの面積が表示されます。勿論、縮尺を設定していた場合は、それに応じた面積で作成されます。

「CADショートカット」パネル

今回は、CADショートカットパネルを紹介します。CAショートカットパネルは、各パネルの単位や精度を一括で変更したり、設定をプリセットとして保存・編集する機能を持ったパネルでです。

1. プリセット｜「呼出」ボタン

保存したプリセットを呼出すボタンです。

2. プリセット｜「保存」ボタン

現在のパネルの設定をプリセットとして保存するボタンです。 

3. プリセット｜「編集」ボタン

保存してあるプリセットを編集・削除するボタンです 。 

4. インターフェース設定｜「単位：」ドロップダウン（プルダウン）メニューと「設定」ボタン

メニューから単位を選択し、「設定」ボタンを押すことで、全てのパネルの単位が一括で変更されます。

「CADラベル」パネル

今回は、CADラベルパネルを紹介します。CADラベルパネルは、ラベルのアピアランス（外観）等を設定するパネルです。

1. 引出線のアピアランス（外観）選択アイコン

アイコンをクリックすることで、引き出し線の種類を選択することが可能です。 

2. 導線：｜フィールド

平行線を含む引き出し線を選択した場合に、平行線部分の長さを数値（pt）で指定します。 

3. 注記囲のアピアランス（外観）選択アイコン

アイコンをクリックすることで、注記囲の種類を選択することが可能です。 

4. 注記囲：｜スライダー

スライドして注記囲の大きさを調整することが可能です 。

「CAD等角投影設定」パネル

今回は、CAD等角投影設定パネルを紹介します。CAD等角投影設定パネルは、平面のアートワークを投影するパネルで、等角投影（アイソメトリック）だけでなく、二等角投影（ダイメトリック）、不等角投影（トリメトリック）の設定も可能です。

1. 立体アイコン

平面のアートワーク（上面、正面、側面）を予め作成し、対応する面をクリックすることで、アートワークを投影することができます。また、「立方体」アイコンをドラッグすることで、ビューの変更も可能です。

2. 「展開」ボタン

投影したアートワークを、一旦平面のアートワークに戻すボタンです。 

3. 「解除」ボタン

選択したアートワーク（投影済）と「CAD等角投影設定」パネルの内部的なリンクを解除するボタンです。解除後は、「展開」ボタン等の機能は使用できません。 

4. 「自動解除」チェックボックス

アートワークと「CAD等角投影設定」パネルの内部的なリンクを、予め解除するためのチェックボックスです。