CADtoolsには、9つのパレットがあります。その中からはじめに
CAD書類設定パネルを紹介します。
CAD書類設定パレットは、作図を行う前に、縮尺や単位、精度などの基本的な設定を行うパネルです。
一般設定|「表示形式:」ドロップダウン(プルダウン)メニュー
このメニューは、数値を3桁で区切った場合に、記号を「,」(カンマ)にするか「.」(ピリオド)にするかを選択するメニューです。
一般設定|「3桁区切りを使う」チェックボックス
このチェックボックスは、数値の3桁区切りを有効にするチェックボックスです。
一般設定|「ディメンジョンレイヤー作成/使用」チェックボックス
このチェックボックスは、ディメンジョンレイヤーの作成/使用を有効にするチェックボックスです。
*ディメンジョンレイヤーとは、寸法線やラベルなどを配置するための「CADtools」独自のレイヤーです。
一般設定エリア|「ライブディメンジョン作成」チェックボックス
このチェックボックスは、ライブディメンジョンを有効にするチェックボックスです。
*ライブディメンジョンとは、オブジェクトに対し寸法線やラベルを関連付ける機能で、オブジェクトを移動、拡大/縮小した場合でも、「CADスタイル」パネルの「アップデート」ボタンを使用することで、移動、拡大/縮小後のオブジェクトに対して、寸法線やラベルをフィットさせることができます。従って、新たに寸法線を引き直したり、ラベルを作成・移動する必要はありません。
数値入力|「単位:」ドロップダウン(プルダウン)メニュー
このメニューは、数値入力に使用するデフォルトの単位を選択するメニューです。
数値入力|「精度:」ドロップダウン(プルダウン)メニュー
このメニューは、数値入力に使用するデフォルトの精度を選択するメニューです。
縮尺|「書類全体/レイヤ」ラジオボタン
このラジオボタンは、縮尺を書類全体またはレイヤ毎に設定するのかを選択するラジオボタンです。
縮尺|「縮尺」ドロップダウン(プルダウン)メニュー
このメニューは、書類全体またはレイヤ毎の縮尺を選択するメニューです。また、任意の縮尺を設定することも可能です。
縮尺|「縮尺計算」ボタン
このボタンは、既にあるオブジェクトのサイズを基に、アートワーク及び書類全体の縮尺を計算するウインドウを表示するボタンです。